人に依存しない体制を構築し
量産試験のあらゆる要求に応える

SSD技術部
入社/キャリア採用

すべての工程を把握し、試験を合理化・最適化

すべての工程を把握し、試験を合理化・最適化

SSD技術部はSSD製品の製造、品質に携わる業務を行っていますが、その中でも私はエンタープライズ向けSSD製品の量産試験工程の開発・管理を担当しています。量産試験の工程は複数あり、それぞれの工程は意味をもち、使用する試験機もさまざまです。
そのすべての工程を把握し、合理化・最適化するために試験を設計・検証・リリースするのが私の業務になります。

SSDは近年、大容量化に加え多岐に渡るインターフェースを採用していることもあり高速化が進んでいます。加えてSSDの量産試験工程内では、従来の顧客要求に加え新規の顧客要求にも応えなければならず、さまざまな観点、手法での対応が必要です。特に従来の手法では新機種の品質保証ができない場合もあり、どのような方法で品質を保証していくか、チーム全体で考えアクションを起こしています。

また量産試験は、製品の開発時から設計・製造・出荷・戻入と、長く多くの人に関わるためさまざまな部署から多角的な要求を受けます。言われたことをただやるのではなく、どの案件にも品質保証の観点を忘れないことが大切であると、常に念頭に置き業務に取り組んでいます。

知識を共有し、チームの力を底上げ

知識を共有し、チームの力を底上げ

エンタープライズ向けSSD製品は開発ラッシュが進みモデルが多岐に渡っていることから、現行の量産機種と開発中の新機種の対応がオーバーラップして進行します。それに対して検証する設備やリソースには限りがありますので、優先順位を考え効率化や多能工化を進めながら対応をしています。その際に重要視しているのが、『人に依存しない体制を構築する』ということです。長く経験を積んだ人しか理解していないようなケースがよくありますが、不測の事態にリカバリーできなくなってしまうことはもちろんのこと、チームとして機能しなくなってしまいます。仮に個人としての習熟度は上がったとしてもチームとしてのレベルは未熟なままです。

全ての業務に共通しますが、個人が身に着けたスキルや情報はチームで共有できるよう進めていくことで、チームとしての力を底上げするということを大切にしています。

日々の業務が学びの場

日々の業務が学びの場

この業務のやりがいは、SSD製品や試験機に関する仕様、新機能等さまざまな知識を得ることができ、また問題解決能力を実践の中で鍛えることができることです。新機能などを搭載したモデルに関しては、仕様をよく読み込みんだ上で試験プログラムを設計しますが、検証時にSSDが期待どおりの動作をしないことも珍しくありません。そのような時は、設計部をはじめとする関連部門を巻き込んで不具合の原因究明・問題の解消を検討するのですが、その際にSSDや試験機の仕様をどこまで理解しているのかが大きなポイントになります。

日々の業務が何よりの「学びの場」ですが、一つの機種を最初から最後まで携わることを経験するということが、この仕事の大きなターニングポイントになると感じています。自分もそうやって育てていただいたように、後輩にもそのような機会を与えて大きくジャンプアップしてもらいたいと思っています。

とある1日

出社
メールチェック・試験結果の確認
業務
会議資料の作成
会議
試験結果報告・判定会
業務
ドキュメント作成・最終確認
会議
拠点とのテレコン
会議
Gr ミーティングで業務の進捗を共有
退社

休日の過ごし方

幼少期からサッカーを続けており、今でもフットサルとサッカーの両方を楽しんでいます。
若いころはダブルヘッダーで参加することもありましたが、今となってはその元気がありません(笑)。
年齢には負けたくないですが、年を重ねてからは怪我をすることも・・・。
最近は飛び入りで参加できるようなグループもあり、上手い下手関係なく楽しめるようなところも増えています。
今後も本業に影響ない範囲で楽しめればと思っています。

休日の過ごし方

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