メモリ設計を支える
“縁の下の力持ち”
メモリ設計技術
入社/新卒採用
はじめは情報工学の基礎知識だけ

学生の頃、PCや携帯機器が急速に普及していく中で、これからの半導体業界に大きな可能性を感じました。いまではスマートフォンやタブレットがビジネスだけでなく生活に欠かすことのできないものとなり、メモリ製品の活躍するフィールドは今後もさらに拡大していくと思います。
工業高校の情報工学科で学び、そうした大きな理想を描いて当社に入社したのですが、実際には解らないことばかり。学校で学んだ知識だけではまったく太刀打ちできず、最初の頃は会議で飛び交う専門用語を覚えるだけでも大変でした。そんな私を支えてくれたのが上司や先輩たちです。いつでも快く解りやすくアドバイスをしてくださいます。教育体制も充実していて、メモリの知識だけでなく、技術文章の書き方なども社内講座で習得しました。
設計者の「使いやすい」のために

メモリ設計技術は、自動設計、IOモデル開発、EDA(自動設計支援)と大きく3つのグループに分かれています。その中で私はEDAグループに所属しており、回路設計やレイアウト設計をする際の環境整備と設計サポートを担当しています。複雑な操作を自動化するプログラムなどを開発し、設計者の作業の効率化に貢献しています。期待する動作をうまくプログラミングできず、落ち込むこともありますが、完成したツールを使った設計者からの「使いやすかったよ」という一言で、またがんばろうと前向きな気持ちになれます。
女性ならではの視点で改善提案ができる技術者を目指す

私の仕事は設計を支援することなので、相手の立場に立って考えることを心掛けています。設計者がなぜそれをやりたいのかを理解できないと、より良いツールは作れません。これからの課題は依頼されたものを作るだけでなく、提案もできるようになること。設計環境を改善するアイデアを自分からどんどん発案(発信)していきたいですね。ツールを動かすにはネットワークやOSなどのシステムとの適合性も考慮せねばならず、「問題が起きる前に回避する」など、エンジニアとしてのセンスや経験測にも更に磨きをかけたいと思います。
この業界を目指す皆さん、特に女性の方には、キオクシアシステムズの「働きやすさ」をお伝えしたいですね。社内の女性には結婚している方も多く、ライフイベントを経験し、産休・育休の制度を活用して職場復帰をしている先輩も大勢います。グループメンバー間のサポート体制も手厚く、何かあればいつでも相談に乗ってもらえる上司や先輩方がいて心強いです。
きちんと努力をすれば、技術や知識は入社してからでも十分に習得できます。半導体の知識がなかった私が、メモリ設計に携われているのが、なによりの証拠です!
とある1日
- 出社
- メールチェック、昨日の作業の振り返りと今日のToDoのまとめ
- 業務
- 新ツール導入のための評価
- 昼休み
- 食堂でランチ
- 会議
- グループミーティングで先週分の情報共有
- 業務
- 設計者からツールの問い合わせの調査
- 内部開発ツールのダブルチェック
- 新ツール導入のための評価の続き
- 退社
休日の過ごし方
普段は録画しておいたTVドラマを観たり、ゲームをするなどインドアで過ごします。まとまった休みが取れれば旅行へ。冬はスノーボードに行くことが多いです。前回は蔵王温泉に行きましたが、樹氷を見られなかったのが心残り(笑)。ここ数年は、スキーにもチャレンジしています!
